4月 172013
 

サンケイスポーツ によると。

 フィギュアスケートの浅田真央(22)=中京大=が、来季限りでの引退表明から一夜明けた14日、東京・国立代々木競技場で行われた、エキシビションに登場した。記者会見で「ソチ五輪に向けて、ファンの人にも最後という気持ちで応援してもらいたかった」と、今季最終戦での衝撃的告白を説明。吹っ切れた笑顔で、思い描く将来の家庭像なども初めて語った

胸に秘めてきた決断を前夜明かした浅田は、エキシビションでディズニーのミュージカル映画「メリー・ポピンズ」をキュートに舞い、すっきりした笑顔を輝かせた。会場に「やめないで」の声や横断幕はなく、いつもの「真央!」の声援が飛び、15歳から日本のエースを務めた22歳の決断は、ファンに温かく受け止められていた。

 直前に行われた会見で、浅田は「昨日(13日)は自分の思っていることをしっかり言って、これまで応援してくれている方に伝えたかった」と、今大会の成績(女子5位)にかかわらず、引退意思の表明を決めていたことを示唆した。

 「今年に入って徐々に思い始め、気持ちにふっと来たときがあった」と固めた不退転の覚悟。五輪のある来季、スタートからファンとともにメダルを目指していくため、このタイミングの告白をベストと判断した。昨年12月、ソチで行われたGPファイナルで腰痛を訴え、その後も治療を継続。一時は年齢からくる衰えも心配されたが、「体力面ではない」と、肉体的な衰えが引退の理由ではないと話した。

 五輪後の新たな進路を用意した計画的な引退決意ではない。「これまでスケート一本でやってきたので、自分の道を切り開いていかないといけない」と、頭にあるのはただ素朴な夢だけだ。

 「将来的にはちゃんと子供が欲しいです。あ、良いダンナさんとめぐり会って、良い家庭を築きたいと思っています」

 初めて明かした家庭像は、世間の女子が抱く願望を最も抽象化した内容にすぎないが、幼少期から国民的注目を集めてきた浅田にとっては、“至上の夢”だろう。「スケート靴を持たない旅行」など、同世代の女の子が普通に経験してきたことをやってみたい。

 ただ、明確に見据えている未来は、10年バンクーバー五輪で銀メダルに終わった直後、「もう1度、あのような素晴らしい舞台で演技したい」と誓ったソチ五輪までだ。

 「もう1年もない中で、そこ(五輪)へ向けて最終の全力を尽くせるんじゃないかという気持ち。自分の最後の、最高の滑りをできるようにしたいと思っています」

 代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を取り戻した長い1年を、引退の決意表明で締めくくり、瞳の焦点ははっきりと表彰台の中央に定まった

 Posted by at 10:30 PM

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