8月 192014
 

東洋経済オンライン によると。

 笑い、歌い、口笛を吹く――。人形であるこびとのキャラクターたちの表情が、おもしろいようにころころと変わる。平面の画像を3次元に変換したうえで、顔の部分にプロジェクションマッピングで映し出す、という手法が用いられているからこそ、ここまでなめらかな移り変わりを表現できるのだ。

 世界中で人気を博しているウォルト・ディズニーのテーマパーク。この人気を支えているのが、数々のアトラクションの企画や設計、製作を担うウォルト・ディズニー・イマジニアリング(WDI)社だ。

 社内には美術、建築など「イマジニア」と呼ばれる専門家が約1500人在籍し、日々、次のディズニーについて構想を練っている。冒頭の「ハイテクこびと」も、WDI社で開発され、今年5月にディズニー・ワールドでオープンしたローラーコースターで初めてお目見えしたものだ。

■ 部屋の中でも、気分はパーク散策! 

 そのWDI社の肝といえるのが、「DISH」と呼ばれるバーチャルリアリティー(仮想空間)システムだ。

 「実施に体験してみてください」とWDI社のエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター、クリス・ベイティー氏が案内してくれた。

 差し出された山高帽子やめがねを装着し、壁面と足元がすべてスクリーンになっている部屋に踏み込むと、帽子のセンサーが視線の動きを感知し、スクリーンの映像が実物のように浮き上がって見える。室内にいながら、パーク内を歩いている気分を味わえるのだ。

 ベイティー氏は「DISH」を用いた開発の利点を、調理場の設計にたとえて、次のように説明する。

 「仮想空間のキッチンにシェフを招く。用具の配置を確認してもらい、キャビネットの位置に問題があれば、仮想現実だからその場で修正できる」

 かつては発泡スチロールなどを用いて試作を繰り返していたものが、現在は仮想空間で、即時に修正しながら設計を行えるようになった。これら3D技術の発達と「イマジニア」の豊かな発想が合わさり、ディズニーの進化と根強い人気を生んでいる。

 Posted by at 4:28 PM

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