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高橋大輔、復帰戦は3位…フィギュア近畿選手権

時事通信 によると。

 フィギュアスケート男子で4年ぶりに現役に復帰した2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(関大ク)は8日、兵庫・尼崎スポーツの森で行われた近畿選手権のフリーで118.54点の4位にとどまり、首位だった前日のショートプログラム(SP)と合わせて195.82点の3位で11月の西日本選手権に進んだ。

 SP3位の友野一希(同大)が206.80点で優勝した。

 高橋は冒頭で3回転の連続ジャンプを決めたが、トリプルアクセル(3回転半)で転倒。「最低ですね。練習でもこんなにぼろぼろになったことがない」と切り出し、「これが今の実力と実感した。ここから上げていくだけ」と現実を冷静に受け止めた。

 8月に左太ももを痛め、十分に練習で追い込めなかった。その影響か「途中から足にきた」と明かし、スピンやステップも精彩を欠いた。「このままでは全日本の最終グループには残れない。きょうは西日本も通過できるか分からないぐらいの演技」と振り返った。

 長光歌子コーチは「予想以上にぼろぼろ。練習の1割の出来でした」と驚いた様子だったが、「4年前より今の方がモチベーションは高い」と今後の頑張りに期待した。

本田望結ジュニア女子4位 目標の100点超えに「うれしい!」

デイリースポーツ によると。

 ジュニア女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位発進の本田望結(14)=関大中・高スケート部=はフリー3位の104・90点をマークし、合計157・11点の4位で西日本選手権(11月、名古屋)進出を決めた。

 望結は冒頭から次々とジャンプを着氷。回転不足の判定を受けるなど細かいミスはあったが、3つのスピンでは全て最高評価のレベル4を獲得。大きなミスなく演技を終え、試合後は力強くガッツポーズした。

 「うれしいです!すごく」とにっこり笑顔を見せ、取材エリアでも何度もガッツポーズ。それでも演技内容には不満も残ったと言い「目標だった100を超えたのに、改善できるところがあるのがうれしい」とニコニコ、喜びがあふれて止まらなかった。

 1カ月ほど前「自分で中途半端だと思った」と、フィギュアスケートに対するスイッチを入れた。「今シーズンが始まるので、近畿に向けて頑張ろうと思った。今まで以上に濃い練習をしてきた。フリーでその成果が出たかな」。スケートとお芝居との間で忙しい毎日を過ごしているが、地道に積み重ねてきた努力が実った。

 米国を拠点に練習に励む姉の真凜には「100点超えた!って伝えたい。頑張ったねって言ってくれると思う。でもお姉ちゃんがいつかライバルだって言ってくれるように頑張るのが大きな目標」。8日は兄・太一、妹の紗来が出場する予定だけに「落ち着いて妹とお兄ちゃんの応援ができる」と解放感に浸っていた。

トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエル「行かないで」テンさん追悼の舞

スポニチアネックス によると。

 日本、北米、欧州の3地域対抗戦として各チーム男女2人ずつのフリーで争われる中、06年トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエルさん(スイス)がゲスト出演。7月に暴漢に襲われて死亡した、14年ソチ五輪銅メダリストのデニス・テンさんへの思いを込めて、8年前のエキシビションナンバー「行かないで」を舞った。

 ランビエルさんはテンさんの死去後、自身のインスタグラムに「You were an artist」から始まる追悼文を寄せていた。この日は黒の衣装に身を包み、故人を偲んだ。

ジャパンオープン会場は「織田劇場」と化した!…織田信成完璧な演技

日刊スポーツ によると。

フィギュアスケートの男女混合地域別対抗戦、ジャパンオープンで、5年前に現役引退した織田信成(31)が4回転を含む、完璧な演技を披露した。ISU(国際スケート連盟)非公認記録ながら、176・95点の今季世界3位相当の好スコアで、日本の2年ぶりの優勝を導いた。

会場は「織田劇場」と化した。冒頭で、4回転トーループと3回転トーループの連続ジャンプを見事に成功。80年代ディスコミュージックメドレーに合わせ次々とジャンプを決め、最後は「ヤングマン」の曲で「YMCA」の振りを入れるなどノリノリ。大歓声と拍手にも後押しされ、圧巻の演技をみせた。試合後は、客席のファンに向かって「手拍子ありがとうございました」と感謝。「平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)で宇野選手らの姿を見て、もう1度頑張ってみたいと思った」と奮起の理由を語った。

織田の後に滑った宇野は「織田くんより(点数が)低かったら、立場がないと。現役として、いいのかな…と思っていました」とプレッシャーを感じながら演技したことを明かし、笑いを誘った。

羽生結弦、復帰戦Vもフリー2位に「もっと強くなりたいと心から思う」

スポーツ報知 によると。

五輪連覇の羽生結弦(23)=ANA=は4回転サルコーで転倒するなど、フリーで165・91点の2位にとどまったが、合計263・65点で2月の平昌五輪以来の復帰戦を優勝で飾った。今季は勝負よりもスケートを楽しむことを目標に掲げていたが、不満が残る右足首故障からの復帰戦に、「今はもう『勝ちたい』しかない」と、再び闘争心を燃えたぎらせた。

 フィニッシュで上げた左腕を下ろしながら、羽生は悔しそうに何かを叫んだ。肩で息をしながら、表情をゆがめた。自分への怒りから、なかなか立ち上がることができなかった。

 「めちゃくちゃ悔しい。試合で勝ちたい気持ちがすごく強くなった。五輪が終わって、ちょっと抜けていた気持ちの部分が、また自分の中にともった。火をつけられたような状態」

 16歳の車俊煥(韓国)にフリーで敗れ、合計でも3・87点差と迫られた復帰戦が闘争心に再点火した。

 4回転サルコーで転倒後、4回転トウループ―3回転半(トリプルアクセル)の連続技に試合で初めて挑んだが、4回転が2回転になり失敗。スピンでは、条件を満たしていないとみなされたものが2つあった。「自分が滑りたかったプログラムに対しての実力が、あまりにも足りない。体力も足りない」。芸術面を評価する演技構成点は2016年のスケートカナダ以来約2年ぶりに、全5項目が8点台にとどまった。

 憧れるロシアのエフゲニー・プルシェンコの演目「ニジンスキーに捧ぐ」をアレンジしたフリーは、原点回帰の意味を込め「Origin」と名づけた。全てをささげてかなえた五輪連覇の翌シーズンは、結果にこだわらず幼い頃のようにスケートを楽しもうと誓ったが、初戦で早くも変心。「今はもう『勝ちたい』しかない。それが一番自分らしいのかも。頑張ったって言えるぐらい練習していきたい」と、目に力を込めた。

 次戦のGPシリーズ・フィンランド大会は1か月半後に控える。「もっと強くなりたいと心から思う。しっかりと計画を練って、最短で強くなりたい」。去り際にポツリと言った。「勝たなきゃ意味ないんで」。羽生節が帰ってきた。勝負にこだわることで自らを高めてきた王者は、競技者としての原点に回帰する。