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河北新報 によると。

 放射性物質の「汚染状況重点調査地域」に指定されている栗原市は15日、除染実施計画案に基づく学校など教育施設の除染が、夏休みにずれ込むとの見通しを示した。同日開かれた市議会東日本大震災調査特別委員会で説明した。
 市は4月から順次、除染を進める予定だったが、実施計画案に対する環境省の承認が大幅に遅れているのが原因。現在、同省との事前協議が大詰めを迎えており、今月末には本申請と除染費用補助の申請を併せて行うという。補助事業の承認には1カ月かかる見通し。
 承認前に鳥矢崎幼稚園で行った除染モデル実証試験に掛かった費用約300万円は国庫補助が認められず、市の単独費となることも明らかにした。
 市議からは「子どもたちの健康を守るため、空間線量が高い学校はすぐに除染すべきだ」との声が相次いだ。市は原則、承認を得て取り組む考えを示す一方、「単独費も覚悟すべき時に来ていると痛感している」とも述べた。
 特別委は承認作業が進まない環境省に、計画の早期承認と承認前に行う除染の費用の国庫負担を求める要望活動を行う方針を確認した。佐藤勇市長も同様の要望を行う考えだ

 

河北新報 によると。

 福島第1原発事故に伴う放射性物質の「汚染状況重点調査地域」に指定された岩手、宮城、福島3県の53市町村が、それぞれ策定する除染実施計画をめぐり、国へのいらだちを募らせている。多くが昨年度中に計画案を提出したが、補助金受給に必要な国の承認はゼロ。滞る手続きにしびれを切らし、作業に踏み切る自治体も現れた。
 「3月末までに最初の計画案を提出したのに、承認が大幅に遅れている。市が言うのも何だが、まるでお役所仕事そのものだ」。栗原市の佐藤勇市長は16日の定例記者会見で、環境省への不満をあらわにした。
 重点調査地域に指定された市町村は、国の全額補助で除染を行えるが、そのためには除染実施計画を策定し、環境省の承認を得る必要がある。多くの自治体は3月末までに計画案をまとめ、新年度早々にも作業に着手する予定だった。
 3県の承認手続きは、環境省福島環境再生事務所(福島市)が行う。当初、3県の担当者は1人ずつで「問い合わせの電話さえつながらない」(佐藤市長)状態だった。
 宮城県丸森町原発事故対策室は「一つの文言修正のやりとりだけで何週間もかかった。このままでは6~7月までかかるのではないか」と嘆く。
 2月末に同事務所に計画案を提出した白石市はも「担当者には電話や面会のたびに『早くお願いします』と求めているのだが…」と困惑する

 

サーチナ によると。

 三菱製紙 <3864> が、つくばR&Dセンターにて開発していた磁性吸着剤(CS-Catch)を用いた放射能除染システムについて、一定の除染性能および耐久性などの実用性が確認できたため、福島県で実証実験を行うと発表。磁性吸着剤を大量生産する際には、福島県西白河郡に所在する三菱製紙の白河事業所を計画している。

 放射能汚染地域において、放射性セシウムは土壌、汚泥、草木、がれき等の広い範囲にわたって分布している。さらに、可燃性がれきや草木を焼却すると、放射性セシウムが高濃度に濃縮された焼却灰が発生。これらの焼却灰は水に接触すると放射性セシウムが容易に溶出するため、このような溶出リスクを低減できるような焼却灰の安全な処理方法が求められているという。

 こうした中、同社は焼却灰に含まれる放射性セシウムが比較的簡単に水中に溶け出すことに着目。放射性セシウムを含む土壌や焼却灰と磁性吸着剤を水中で懸濁し、溶出した放射性セシウムを無機吸着剤部分に吸着させた後に、超伝導磁気分離装置を用いて磁性吸着剤だけを懸濁液から分離する同システムを開発した。主な特徴としては、高濃度の汚染水にならず安全性が高い、二次汚染のリスクが小さい、磁性吸着剤は所定の放射能濃度に至るまで繰り返し使用できる、除染された焼却灰の体積は減少し、このものからの放射性セシウムの再溶出は極めて低いレベルになる、といったことがあげられる。

 震災に端を発する放射能汚染の問題に対し、レンゴー <3941> は5月2日に放射線を遮る軽量かつ柔軟性に富んだ放射線遮蔽(しゃへい)シートを開発したと発表。5月16日には放射線医学総合研究所が、現場指揮・除染、被災者の救急搬送、被災者の汚染検査・被ばく線量測定のための新車両を整備したと発表するなど、除染・処理・対策に向けた動きがより一層加速している。この問題が解決しないかぎり、日本は復旧・復興を成し遂げたとは言えないであろう。さらなる加速のためにも、こういった開発が多く実施され、早く実用化されることを願いたい

 

毎日新聞 によると。

 岩手県は15日、奥州市のゼンマイとワラビから基準値(1キロあたり100ベクレル)を上回る、放射性セシウムが検出されたと発表。市に出荷自粛を要請した。
 県林業振興課によると、ゼンマイからは320ベクレル、ワラビからは260ベクレルと、いずれも基準値を超えるセシウムが検出された。【

 

時事通信 によると。

 千葉県は15日、山武市で施設栽培された原木シイタケから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える220ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同日、露地栽培を含め、山武市産シイタケの回収と出荷自粛を市に要請した。

 

読売新聞 によると。

 新潟県は14日、同県魚沼市で捕獲された野生のツキノワグマの肉から、国の規制値(1キロ当たり100ベクレル)を超える134ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 捕獲した人が自ら食べたほか、東京都内の飲食店に13日までに約18キロを送り、約2~3キロが客に提供されたという。残りは店が保管しているという。

 ツキノワグマは住宅などに近づかないように同市の許可を得て有害鳥獣として駆除されたもので、体長150センチ、体重120キロ。
 捕獲した人が14日、肉の一部を県に持ち込み、規制値を超えたことが判明した。 県は魚沼市で捕獲されたクマの肉を食べないように呼びかけている

 

毎日新聞 によると。

 埼玉県は11日、吉川市の中川で捕獲された天然ナマズの肉から、国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1キロ当たり130ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。4月の新基準値適用後、県内の農水産物で基準値を超えたのは初めて。県は、利根川水系の中川とその支流を受け持つ埼玉東部漁業協同組合(越谷市)に天然ナマズの捕獲の自粛を要請。流域の吉川市、越谷市、松伏町を通じて、釣り人らに天然ナマズを食べないよう注意を呼びかける。

 県によると、同組合が県の依頼で1日に中川の新川橋下流で捕獲した天然ナマズ2匹を調べたところ、基準値を超える放射性セシウムが検出された。一方、養殖ナマズは、吉川市の検体が同7・6ベクレル、幸手市と春日部市の各1検体が検出限界未満だった。

 吉川市は「なまずの里」として、ナマズ料理による観光振興を進めている。飲食店で提供されるのは養殖ナマズで、天然ナマズは提供されていないという

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