河北新報 によると。
放射性物質の「汚染状況重点調査地域」に指定されている栗原市は15日、除染実施計画案に基づく学校など教育施設の除染が、夏休みにずれ込むとの見通しを示した。同日開かれた市議会東日本大震災調査特別委員会で説明した。
市は4月から順次、除染を進める予定だったが、実施計画案に対する環境省の承認が大幅に遅れているのが原因。現在、同省との事前協議が大詰めを迎えており、今月末には本申請と除染費用補助の申請を併せて行うという。補助事業の承認には1カ月かかる見通し。
承認前に鳥矢崎幼稚園で行った除染モデル実証試験に掛かった費用約300万円は国庫補助が認められず、市の単独費となることも明らかにした。
市議からは「子どもたちの健康を守るため、空間線量が高い学校はすぐに除染すべきだ」との声が相次いだ。市は原則、承認を得て取り組む考えを示す一方、「単独費も覚悟すべき時に来ていると痛感している」とも述べた。
特別委は承認作業が進まない環境省に、計画の早期承認と承認前に行う除染の費用の国庫負担を求める要望活動を行う方針を確認した。佐藤勇市長も同様の要望を行う考えだ



