紀平梨花、シニアデビュー戦にして衝撃の初優勝・トリプルアクセル2本で世界最高

デイリースポーツ によると。

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(16)=関大KFSC=は、フリーも1位の147・37位、合計218・16点で、シニアデビュー戦にして衝撃の初優勝を飾った。

 フリーはトム・ディクソン氏振り付けの「ビューティフル・ストーム」。紀平自身が「雷の音や波の音があって、地球の誕生というテーマ」と話していた、エネルギッシュな曲だ。冒頭で大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-3回転トーループの連続ジャンプを着氷。続く2度目のトリプルアクセルも降りて見せた。

 その後も指先まで気持ちのこもった演技で観衆を魅了。最後の3回転サルコーで着氷が乱れたが、大きなミスなく演じ切り、演技後は両手で小さくガッツポーズした。得点を確認すると、両手でバンザイ。田村岳斗コーチとともに拍手し、満面の笑顔を見せた。

 紀平がマークしたフリーの147・37点は、今季世界最高得点。今季から新ルールとなったため過去の記録はリセットされたが、平昌五輪で宮原知子(関大)がマークした日本女子最高の146・44点も上回った。

 また合計点はジュニアのトルソワ(ロシア)が221・44点をマークしているが、シニア女子では今季世界最高となった。

樋口新葉5位 フリー「四季」でもジャンプミス

日刊スポーツ によると。

昨季世界選手権銀メダルの樋口新葉(17=東京・開智日本橋学園高)が、フリーで109・74点、合計167・01点で5位に入った。現地に入ってからの練習で右ふくらはぎをつって調整がうまくいかなかった影響もあり、ショートプログラム(SP)では3本のジャンプ中成功したのは1本にとどまり、4位と出遅れた。変更したばかりのフリー「四季」でも、ジャンプミスが重なり、得点は伸びなかった。SP12位の松田悠良(20=中京大)は、95・27点、合計143・02点で9位だった。

SP2位のテネル(米国)がフリー137・15点、合計206・41点で優勝。平昌(ピョンチャン)五輪銀で、今季からカナダに拠点を移したメドベージェワ(ロシア)はSPで首位につけていたが、フリー133・91点、合計204・89点で2位となった。

浅田真央「自分の思う夢を叶えてもらいたい」

テレビ東京スポーツ によると。

 都内ホテルで9月19日に開かれた寝具メーカー「エアウィーヴ」の新商品発表会に同社アンバサダーで卓球選手の石川佳純(全農)とフィギュアスケーターの浅田真央が登場し、初対面の二人が互いの印象や存在について語った。

 まず実際に会った石川の印象について、「思ったよりも小柄だなと思って驚きました」と言う浅田は、石川のプレーする姿を小さい頃からテレビで見ていたといい、「メガネをかけて卓球をしているイメージ。でも五輪ではすごい強い表情をしている」と成長した石川の雄姿に言及。一方の石川は浅田を「ずっとテレビで見てきた憧れの存在。特に五輪ではたくさん感動をもらいました」と告白し、特に印象に残っている演技にソチ2014冬季五輪のFS(フリースケーティング)を挙げた。

「自分は海外にいたんですけど、どうしても見たくて夜中に起きて、部屋で一人で感動して泣きました。それだけじゃなく、それまでの道のりだったり、その後の姿だったり、本当にすごいなと心から尊敬できる存在。私も頑張らなきゃと思いました」

石川佳純
 この石川のエピソードを聞いて「恥ずかしいですけど、そう思っていただけて嬉しい」と浅田。さらに「アスリートの生活って、すごくストイック。今日(佳純ちゃんは)ヒールを履いているので、『大丈夫かな、足? ひねったらどうしよう』って思っちゃうくらい。とにかく怪我をしないようにして、自分の思う夢、目標を叶えてもらいたい」とエールを贈った。

 これに対し石川は「エールをいただいて本当に嬉しい」と感激した様子。「後悔のないよう一日一日を過ごして、最高の形で東京五輪を迎えたい。卓球は来年1月から五輪の代表レースが始まって、再来年(2020年1月)に決まるので、まずは出場することが大きな目標。それを目指して一大会一大会、全力で頑張りたい」と応えた。

 また先の全米オープンテニスを20歳にして初制覇し、目下、大注目のテニスプレーヤー大坂なおみについて報道陣から尋ねられると、「所属事務所が同じということもあって『なおみちゃん』って呼ばせていただいている。全米オープンで優勝なんて、すごいなって思いました。東京2020五輪に向けてすごく刺激をもらいました」と語った。

 石川は来週28~30日に開催される「女子ワールドカップ2018」(中国・成都)に平野美宇(日本生命)とともに出場。2015年仙台大会での準優勝が自己最高成績の同大会で念願の初優勝を目指す。